2週間で泣きながら辞めたいって電話した結果(塚本)

ヘアワークフラックス 塚本

前回の店長柴沼が 3ヶ月で辞職して
半年で復帰した話を書きましたが
読んでいただけましたでしょうか?

ヘアワークフラックス 店長私が1度美容師を辞めた理由(店長柴沼)
3ヶ月で私が辞めた理由 フラックスのスタッフも 実は再チャレンジが数名います。 今では、店長として働いている柴沼です。 では、...

で、更に2週間で辞めたいって言ってきたスタッフもいます

やる気のあるアシスタント募集

塚本
よろしくお願いします
タカハシ
よろしくー、っていつの写真だよ!
塚本
私のベストショットです。
タカハシ
(無視)で、君はそもそもなんでうちのお店に入ったんだっけ?
塚本
もともと低価格の美容室で働いていたんです。しかも技術者で。
タカハシ
え?当時の君を技術者にするなんてかなり勇気のいる行為だよな
塚本
そうなんです、何の知識も無く、スキバサミでスカスカにする美容師でした。縮毛矯正なんて毛先ジリジリにしちゃっていました。
タカハシ
で、なんでそこを辞めようと思ったの?
塚本
やっぱり、何か違和感を感じていたんです。お客様が怒って帰ってしまったり、自分のやっていることが申し訳なくて。これでいいのかな?って
美容師なら、もっとお客さんに喜ばれる仕事をしたいと思って車で走っていたら目に入ったんです。

やる気のあるアシスタント募集!

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懐かしい2階の時

 

タカハシ
ああ、二階に店舗があった時に貼ってたね。誰でも適当なスタッフじゃ無く、我こそはやる気満々です!って人に入ってほしくてね。
塚本
私!って思いました。友達が行ったことあるって言うから、「どんなお店?」って聞いたら
タカハシ
聞いたら?
塚本
「お団子っぽいお店だよ。」って
タカハシ
で、面接にお団子ヘアできたと…

無事入社したものの

当時お店がものすごく忙しくなっていく状態
いち早く技術を覚えてもらうために、練習漬けの日々。

タカハシ
当時、高校生のアルバイトと一緒に練習してたよな。
塚本
そうなんです。一生懸命でしたね。あのこ。
タカハシ
今では東京の美容室で店長らしいよ。卒業したら東京で働きますって。ちょっとマテって感じだったよ。
塚本
すごい頑張り屋さんでしたからね。
高校生バイトでもシャンプー練習

高校生バイトでもシャンプー練習

塚本
もう、みんなやる気がすごかった!
タカハシ
そうだね。みんな夜遅くまで残って必死で練習していた。
塚本
そして、やる気があると思って入った自分がなんだか申し訳なくて。美容師ってここまでやる気が無いと残っていけないんだって。前のお店とのギャップがありすぎて
タカハシ
次の日泣きながら電話をしてきたと。
塚本
お恥ずかしい。
タカハシ
なんて言っていたかは忘れちゃったけど、「やる気があるスタッフばかりで申し訳ない」みたいな感じだったよね。
塚本
そうです。ここまでやらないと美容師になれないんだたら、もう美容師を諦めてアルバイトでいいや。って思いました。
タカハシ
じゃぁ、わかった。とりあえず一回お店に来いって。

全員に説得されもう一度美容師を志す

塚本
お店に行ったら、当時のスタッフ全員が「一緒にがんばろうよ」って言ってくれて
タカハシ
で、どう思った?
塚本
じゃぁ、とりあえず自分の頑張れる範囲でやってみようと。
タカハシ
そうだね、当時産休に入るスタッフも多くてマンツーマンで教えていたけど本当にやる気があるのかないのかわからんスタッフだったな。
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塚本
いや、私なりにやる気はありましたよ。
タカハシ
日曜日休ませろとか言っていたから、「技術者になったら考えてやる」ってだましながらレッスンしてたね。
塚本
当時美容師の友達よりも土日休みの友達が多くて、羨ましかったんです。
タカハシ
ま、そんなの技術者になったら忘れちゃうんだけどね。

技術者デビュー

塚本
今度は技術者になると、また違った大変さがありました。
タカハシ
よく、泣いてたよね。スタッフルームで。
塚本
はい、自分の思いがうまくお客様に伝えられなくて
タカハシ
あの頃は私もギラギラしていたから、かなり厳しかったしね。
塚本
もう、技術者になる頃は麻痺しちゃいました。
タカハシ
そして、その結果デビュー1年でドカーーンと売れたね
塚本
そうです。こんな私で良いのかなってくらい。
タカハシ
あの頃は、菊池が産休入って二人で毎日大忙しだったね。
塚本
そうですね。とにかくカットしてもカットしてもお客さんが次から次に…
塚本
でもあの時、本当に辞めなくて良かったと思います。
かんぱーい!

かんぱーい!

タカハシ
君もまた、稀なパターンだね。
塚本
そうですね。今でもこれでいいのかな?って思う時もあります。でも、一度冷静に考えてみて良かったです。あのまま辞めていたら、将来のことなんて考えないでゆるく生きていたかもしれません。
タカハシ
そして売れっ子美容師として不動の地に着くはずだったが、ある事件が…

これは又後ほど…

塚本は2週間で泣きながら辞めたいって言ってきたのですが
そこを思いとどまって続けた結果、
大成したタイプです。

そもそも自分のやる気が思ったほどなかった。
ってことですが、
スタッフたちの熱意に救われましたね。

<おわり>