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    Categories: スタッフ

薬剤の作りすぎは美容室にとっても、スタッフにとってもデメリットだらけなはなし

フラックスのお客様のカラー比率は70%くらいです。

ほとんどのお客様が、おしゃれ染めや、白髪染めをされています。

ラボの面積を一番占めているのもカラー剤です。

 

適量で作れてる?

 

カラーって新生部を塗って、既染部を塗る。

例外もあると思いますが、大体がこうでしょう。

髪の長さにもよりますが、

だいたいお店の基準値(g)って決まっていると思います。

 

しかし、多く作りすぎたりしてロスしてしまったり。

まぁ、だいたいこういう場合は

髪の長さや量をを見ていなかったり

(ルーティンワークで薬を作っている)

前回のカルテに何グラム使用していたか?

を入れてなかったり

 

最悪なのは間違えたカラー剤をミックスしてしまい、全部をロスするはめになったり。

 

適量で塗れてる?

 

カップに作られたカラーの量を見て

全体的にどう塗っていけば良いかイメージする。

これが大事なんです。

 

もちろん、

色の入りやすい、入りにくいが毛質で違ってきます。

(それは最初の準備段階で量を決めておかなくてはならないことですが)

 

一箇所にドバッっと塗ってしまい、最後の方はちょびちょび塗って

もういよいよカップにカラー剤が無いとなると、

継ぎ足すのが面倒なんでハケから絞り出したりして

(塗布量のムラは発色のムラにつながります。)

均一に塗布できるように、レッスンするしかありません。

 

ロスした薬剤を計測した結果…

 

あまりにもロスが多いので、

技術者ごとにロスの量を測ってペナルティを与えることにいたしました。

結果

なんだか、私のロスだけがえらいことになっています。

オーナーとして、経費を一番に考えなくてはいけないのですが

残念な結果です。

と、言うか一番端にあるから、

ミホ
面倒なんで、BOSSのところに入れておきますか

と、なんでもかんでも入れられているのだと私は思っています。

 

これで、約1kgのロスです。

何人のカラーが塗れたことでしょう…

 

材料費削減イコールお店の利益

 

それはオーナーのお給料が増えるのではなく

お店の利益です。材料費さえ削減できれば

タオル洗濯や、自分たちでやっているDM発送、床ワックスなんてのが

その利益からアウトソーシングできるようになるんです。

 

自分たちのためにも適量を作って、適量で塗りましょう。

 

LINE@で気軽にお仕事のご相談もお待ちしております。

髙橋正憲: