アシスタント
これができないんですけど、何がいけないんですか?
って良く聞かれることがあるのですが
タカハシ
そんなこと考えても時間の無駄
の一言で終わらせていまう私は、いけない指導者でしょうか?
わかるまで反省していなさい!
これ、子供の頃良く言われたと思います。
テストでここ間違えたの何がいけなかったのかな?
とか、自問自答してたからこの思考が多分クセになってしまったんだろうと思います。
これって多分成功よりも失敗の方に目を向ける、昭和の悪しき教育だったんでしょうね(適当)
できないならそこは無視
今、アシスタントアンナのレッスンを見ているのですが
(美容師未経験、見習い、今年から通信で専門学校通います)
まぁ、最初はこんなんだったんです。
パーマのロットも持ったことが無いんだものこうなりますよね。
タカハシ
ちょ、私のアシスタント時代見てるみたいだ…
ここで、「何がいけないんですかね?」なんて質問されたら
タカハシ
ああ、そもそも練習不足だし、引き出す角度もわかってないし、コームの持ち方もなっていない。やる気あんの?
なんて、聞いてもいないあれやこれや言われて、ブルーになってテンションも下がり
練習やりたくない…
ってなるんです。(まぁ、ここまで言う指導者は人格的に問題があると思いますが)
だったら、どうしたら良いのか?を考えて
タカハシ
できない9本よりも、できた1本を良く観察する
そうすると、色々見えてくるんですよね。
そして、
タカハシ
なんでこれ綺麗に巻けたの?
って聞くと
「他のよりも、こうしてみたんです」とか、「この一本に集中してみました」
みたいな、必ず出来た理由って出てくるんです。
タカハシ
じゃ、それでもう一回全部外して巻き直して!
アンナ
鬼!
褒めて伸ばすって言うけどさ
勘違いされてしまいますが、決して甘やかして伸ばすとかは考えておりません。
なぜかと言うと、「褒めてもらうことが喜び」になってしまうと
あとが厄介なんですよね。
私に褒めてもらいたいから頑張るとか
そもそもの意味が履き違ってしまうんです。
まぁ、ここが難しいところなんですけどね。
ちなみに、杏菜の場合
アンナ
高橋さんがそばにいると、気が散って集中できないんで終わる頃見に来てください。
これが上手に巻く秘訣だそうです。
タカハシ
素晴らしい気づきだね