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    Categories: オーナーのつぶやきスキルアップの練習

やれることと、やれないことははっきり伝えるべき。美容師は魔法使いじゃないんだよ

先日も取り上げたこの記事

気になる部分

美容師は注文を受けた時点で髪の毛を触れば、ひなちゃんが過去に縮毛矯正を当てたことが分かったはず。事前に確認すればよかったのに、経験不足からか最悪の出来栄えになってしまった。

出典:netgeek

美容師の言い分

タカハシ
縮毛矯正かけた髪の毛に基本パーマはかけられないんだよね。

の、一言で終了なんです。

(稀に、なんだか難しい薬の名前持ち出して、「俺はできる」とかいう方もおられますのでそれはそれで研究の賜物でしょう。がんばってねー)

 

髪の毛は、自己修復能力がないので

ダーメージは蓄積されていきます

以前書いたブログです

 

髪を濡らせば、手触りでなんとなく判断はできますが

新規のお客様がカウンセリング時こういう場合が多いです。

 

お客様
かけてませんよー。あ、でも1年前にかけたからもう取れてると思います

 

しかし、薬剤とアイロンを使った施術を行った場合、

1何年経とうが、2年経とうが履歴がリセットされることはございません。

 

更に自分のサロンでかけたものではなく、どのような薬を使って、

どのようにアイロンを入れて、何回かけているかもわからない髪の毛に

恐ろしくて

タカハシ
パーマなんて かけたくはありません

いや、自分の店でかけた方でも同様です。やるとしても、綱渡りの技術です。

 

お客様の言い分

 

お客様
だって、縮毛矯正かける時にそんな事言われなかったし

ま、かける時に

タカハシ
縮毛矯正かけた後は、パーマをかけられなくなりますよ。それでもかけますか?あんたの髪、一生真っ直ぐだよ

なんて、聞かれる事はほぼないでしょうね。

 

お客様
そもそも、真っ直ぐに飽きたんだからパーマかけるしかないじゃん、じゃぁ私の髪、一生真っ直ぐしかできないの?

 

タカハシ
女心と秋の空。たまには気分も変えたいよね。死んだばあちゃんが言ってたね

 

しっかりと説明する事が大事

 

でも、もしかしたら技術以前にここに問題があったのかも?

問題の美容師はこの一件について逆ギレしたとのこと。接客にも問題があったようだ。

出典:netgeek
美容師側は

やりたいと言われたから、やった

お客様は

美容師ができるからと言ったから任せたけどならなかった

この平行線でしょう。

まぁ、私も美容師なので

 

「やりたい」という気持ちを叶えようと無理してギリギリの施術

結果ならなかった

だから言ったじゃん(逆ギレ)

云々は痛いほど気持ちがわかります。

 

でも、やはりカウンセリング時のリスクの説明

できない技術は勇気を持ってできないと断る

この二点ができなかったのかな?と思います。

 

私は、平気で特殊カラーなんてお断りいたします。

なぜか?それは、そんなことを専門でやっている美容師ではなく

タカハシ
髪の毛を綺麗にする美容師

と決めているからです。

 

できもしない技術をお客様で試して、

結果悲惨な事になっているパターン良く見かけますよね。

 

美容師と言って全て一括りにされますが、

もっと、やること、やらない事を

(やれること、やれないこと)

はっきりと打ち出して仕事をするべきだと思います。

 

なんでも屋になって、結果失客

そんな美容師になっていませんか?

 

しっかりとしたカウンセリング、技術

得意な分野を伸ばす教育をいたします。

 

 

転職、又は仕事の相談なんかもOKです。

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髙橋正憲: